家相の八方位の求め方と五行について(方位盤の角度)

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図面に方位盤を重ねる図 家相 間取り

建物の中心と磁北が分かったところで、八方位を求めましょう。

家相を鑑定する準備として、

  1. 1階部分の平面図を使って家の中心を確認する 
  2. 方位磁針を使って磁北を確認する
  3. 方位盤を使って八方位を求める ←今回はココ

という手順を行いますが、このページでは3の八方位の求め方をご説明します。

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八方位を求めるには透明な方位盤があると便利

コンパスを使って北の方位が確認できたら、図面に、家の中心を通るように南北の線を書き、この線を中心にした45度が北のゾーンになります。

そこからは45度ずつ8つに分けて、八方位を書いていくのですが、プラスチック製の透明な下敷きのような方位盤があれば、間取り図の上に重ねるだけで方位がわかるので便利です。

図面に方位盤を重ねる図

方位盤を南北の線と家の中心に合わせ、あとは方位盤の角をマークして、最後に線で結ぶだけ。鬼門(北東)と裏鬼門(南西)の45度のゾーンに色を塗っておくとわかりやすいです。

八方位のラインを引き鬼門をチェック

すでに出来上がっている家の風水や家相を調べるだけなら、方位盤までは不要かもしれませんが、これから間取りのプランを練っていくなら、方位盤は絶対にあった方がよいです!

家相方位盤

羅盤に比べるとお値段もお手頃で、使い勝手も良いので、方位磁針を用意するときに一緒に購入すると良いと思います。

方位盤の角度は2種類ある

方位盤を購入するときに気を付けて頂きたいのですが、巷で販売されている方位盤には2つの種類があり、角度の違いがあります。

  1. 360度を45度ずつ均等に分割している方位盤
  2. 30度&60度をミックスして分割している方位盤

風水や九星気学、家相でも流派や先生によって、どちらを使うかはバラバラですが、私は45度に均等に分割した正八角形の 家相方位盤 を使っています  。

この方位盤の角度についても、「どちらを信じればいいの?」と迷ってしまう、占いにありがちな曖昧な部分ですので、どうしても納得がいかないようなら、家相や風水など信じないことです。

参考 家相や風水を信じるべきか?

45度分解の方位盤の見方(二十四山方位)

360度を均等に8つ(八方位)に分けると、各方位の角度は45度ずつになります。

  • 東・西・南・北・北東・東南・南西・北西

さらに、八方位の45度を15度ずつ均等に3等分して詳しく分けると、二十四山方位(にじゅうしざんほうい)になります。

方位盤の説明
  • →壬・子・癸
  • 北東→丑・艮・寅
  • →甲・卯・乙
  • 東南→辰・巽・巳
  • →丙・午・丁
  • 南西→未・坤・申
  • 西→庚・酉・辛
  • 北西→戌・乾・亥

正中線と四隅線・正中エリアと四隅エリア

家相で頻繁に出てくる単語の中に、「正中線(せいちゅうせん)」「四隅線(しぐうせん)」があります。

  • 正中線:家の中心を通るように、北と南、西と東を結んだ十字のライン
  • 四隅線:家の中心を通るように、北東と南西、北西と東南を結んだ×のライン
家相盤の正中線と四隅線の確認図

正中線・四隅線は必ず、15度ずつ3等分した真ん中のゾーンの中心を通りますが、このゾーンが「正中エリア」「四隅エリア」になります。

  • 正中エリア:子・午・卯・酉
  • 四隅エリア:艮(うしとら)・巽(たつみ)・坤(ひつじさる)・乾(いぬい)

「正中エリア」「四隅エリア」には、できるだけ不浄物(トイレ、キッチンの流し台・コンロ、浴室、ごみ置き場など)を配置しないようにします。

難しい時は、「正中線」「四隅線」上には、トイレのタンクや便器(特に封水(溜まり水))、排水口、浴槽、コンロは避けるようにします。

八方位・二十四山方位の五行

家相は陰陽五行に密接に関わっているものなので、八方位にはそれぞれ、五行(木火土金水)が決まっています。

東南南西西北西北東

家相では、八方位・二十四山方位の五行と、水回りや玄関などの設備との相性を見て、吉凶を判断します。  

二十四山方位↓を見ると、北の方位には正中エリアの「子」と、その両サイドに「壬(みずのえ)」と「癸(みずのと)」が入っていますが、「子」も「壬」も「癸」も水の五行なので、北は「水の五行」の方位という事になります。

八方位には同じ五行の仲間が固まっているのです。

家相盤の説明図 五行

木火土金水の五行にはそれぞれ、相性の良い五行と相性の悪い五行があるのですが、家の間取りも五行のバランスを崩さないような配置をしなければなりません。

  • 特に相性が良い関係(相生):木生火、火生土、土生金、金生水、水生木
  • 特に相性が悪い関係(相剋):木剋土、火剋金、土剋水、金剋木、水剋火

例えば、木は水を喜ぶ「水生木」の良い関係です。東と東南は木の五行のエリアですから、正中、四隅エリア(子と巽)さえ避ければOKです。 金も同じで、「金生水」の良い関係です。西と北西は金の五行のエリアですから、水回りは凶ではありません。

その反対に、土で水が濁る、土で水がせき止められるという理由で、水の五行と土の五行は相性最悪です。(土剋水の関係) また、水剋火の関係となる火の五行(南)も、火と水ですから相性最悪です。

よって、土の五行(北東・南西)、火の五行(南)のエリアに水回りを配置することは、五行バランスを崩すことになるため厳禁なのです。

特に土の五行の北東・南西は、「鬼門・裏鬼門」に当たりますから、鬼門・裏鬼門には水に関係する設備を配置しないのが基本的なルールになります。

家相には、あれダメこれダメが多いですが、陰陽五行に基づいた理由があるのです。

参考記事  鬼門・裏鬼門に「水回り」を設置してはいけない理由(五行バランスと家相との関係)

鬼門・裏鬼門

鬼門について、もう少しお伝えしておきます。

八方位の「北東(艮・うしとら)」のことを「鬼門」と呼んで、鬼が来る不吉な方角として大昔から忌み嫌われて来ました。(霊や”もののけ”の類も含みます)

方位除けのお守り

日本では季節は春からスタートしますが、春は東を意味し、ゴールは冬の北になります。東北という方位は、始まりと終わりの間となり、あの世とこの世の境目のような場所であると考えられてきたのです。

そして、鬼門の対極である「南西(坤・ひつじさる)」も、鬼の出口となる「裏鬼門」と呼ばれ、「鬼門」と同様、縁起の悪い方角として恐れられてきました。

「鬼門」は元々、中国で生まれた思想らしいのですが、現在の中国風水では重要視されておらず、家づくりにおいて「鬼門」「裏鬼門」を忌み嫌うことは、日本の家相の特徴になっています。

鬼だの霊だの鬼門だの、馬鹿馬鹿しい迷信だと思われるかもしれませんが、 明治維新で陰陽五行を禁止するまでは、長い間本気で信じられてきたようで、江戸城や京都御所の「北東」と「南西」の方向には、鬼門封じのお寺が配置されていました。京都御所の鬼門の方向に”鬼の間”がありますが、こちらも鬼門封じと関係しているのだとか。

このような古い言い伝えは、それなりの理由があったからこそ、廃れずに残っているのでしょう。

一般のご家庭の住宅でも、災いが降りかからないように、魔除けになるとされるヒイラギやナンテンの木を植えることは知られていますが、”触らぬ神に祟りなし”で、鬼門・裏鬼門の方角は極力障りのないように、そっとしておくことが重要なのです。

よって、鬼門・裏鬼門の方角には、

というのが家相の鉄則になります。

信じる、信じないは人それぞれですが、「縁起の悪いことは極力したくない」という人は、取り入れると良いと思います。

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方位盤と家相盤(家相方位盤)の違い

方位盤には、

  • 方位だけが書かれている「方位盤」↓
  • 方位盤に家相の吉凶(門・玄関大吉、便所・湯殿凶など)が書かれている「家相方位盤(家相盤)」↓
家相方位盤

があります。

家相盤を使えば、いちいち調べなくても、図面に載せるだけですぐに吉凶が分かるので便利ですが、家相盤は、流派によって吉凶が若干異なるので、そこは注意してください。

例えば、ある家相方位盤には「吉」と書いてあるものが、別の家相方位盤には「凶」と書いてあることもしばしばです。

家相盤は、占い師の先生が販売しているものや、大工さんや建築士が制作したものがあります。

方位盤はAmazonなどで買えますが、家相盤はあまりネットでは見かけないので、どうしても使いたいときは、や家相本に書かれている家相盤を、プリンタで印刷可能な透明フィルムにコピーして使うという手もあります。

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