鬼門・裏鬼門に「水回り」を設置してはいけない理由(五行バランスと家相との関係)

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鬼門・裏鬼門 家相 間取り

「鬼門・裏鬼門に水回りを置くのは凶」という話は、何となく聞いたことがあるという人も多いかもしれません。

家相を意識した間取りをプランニングするために特に重要なものとして、「水回りの位置」の問題がありますが、家相では鬼門と裏鬼門の方位を極端に嫌いますから、鬼門(北東)と、その対極にある裏鬼門(南西)に水回り(不浄物)を置くことは厳禁です。

これは住人の生年月日に関係なく、誰にとっても鬼門と裏鬼門は大凶なので、家相を信じるなら、家の中心から見て鬼門と裏鬼門の方位には、トイレやお風呂、洗面所、キッチンなどの水回り設備は配置してはならないのです。

ここでは、鬼門・裏鬼門の方位に水回りを設置してはいけない理由をご説明します。

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鬼門を避ける理由その1:鬼や霊の通り道だから

バカバカしい迷信と思われるでしょうが、鬼門・裏鬼門の方位は、鬼の通り道(霊やもののけの類も含む)と考えられ、忌み嫌われてきましたから、できるだけ静かにそっとしておくのが家相の鉄則だったのです。

鬼を刺激するような、人の出入りや動きの激しい門・玄関・開口部や水回り、火気などを鬼門・裏鬼門に配置することは「縁起が悪い!」と言われ、避けるのが良しとされてきました。

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鬼門を避ける理由その2:五行バランスが崩れるから

鬼や物の怪(もののけ)のたたりを恐れる以外に、『五行バランス』も関係しています。 家相は、陰陽五行に密接に関わっていて、五行バランスが基本になっているのす。

「五行バランス」がどのようなものかについては、姉妹サイトの五行バランスと四柱推命をご覧頂きたいのですが、五行バランスは家相にとっても基盤となるものなのです。

「五行バランスの考えに基づいた水回りの吉凶」についてご紹介します。

家相と五行バランスの関係

東西南北の各方位には、五行(木火土金水)が定められていますが、鬼門と裏鬼門は「土の五行」の方位にあたります。(↓の表を参照)

東南南西(裏鬼門)西北西北東(鬼門)
木の五行木の五行火の五行土の五行金の五行金の五行水の五行土の五行

それぞれの五行には、相性の良い関係と相性の悪い関係があって、下の図の、外側の実線の矢印→の関係は相性が良く、内側の点線の矢印→は相性が悪い関係になります。    

五行図

この図のような関係を「五行の相生・相剋」と言いますが、家の間取りも「相生」の関係を意識すると五行バランスは良くなり、逆に相性の悪い「相剋」の関係が多くなるとバランスが崩れて凶になります。

  • 相性が良い関係(相生):木生火、火生土、土生金、金生水、水生木
  • 相性が悪い関係(相剋):木剋土、火剋金、土剋水、金剋木、水剋火

住まいの五行バランスが崩れると、気の流れが滞り、何となく居心地が悪くて永く住み続けることが出来なかったり、不和や災いが起こりやすくなります。  

鬼門・裏鬼門は「土の五行」の方位

水回り設備は「水」を使用するため、水の性質があるものであると考えますから、「水の五行」と相性の悪い方位に、水回りの設備を設置するとバランスが崩れる訳です。  

水と相性が良い五行(相生)は、「水生木」と「金生水」で、木と金、
水と相性の悪い五行(相剋)は、「土剋水」と「水剋火」で、土と火になりますが、
あまり難しく考えないで、”水が好きなもの、嫌いなものは何か?”を考えれば、案外、簡単です。  

水は、何よりも土が大嫌いなのです。なぜなら、水が濁るから!泥水になって汚れてしまいますから、水の性質があるものを「土の五行」の場所に設置するのはNGなのです。

  • 水は土が混ざってにごることを最も嫌うため、土は大凶
  • 水は火を消す天敵ですから、火は凶
  • 木は水がないと育ちませんから水を喜ぶため、木は吉
  • 金属から水滴が生まれますから金は吉
  • 水に水は問題ないので水は可

この吉凶を、八方位の五行に重ねると水回りの吉凶が分かると思います↓。

八方位東南南西(裏鬼門)西北西北東(鬼門)
五行
水回りの吉凶大凶大凶

  水の五行」が最も嫌う「土の五行」=鬼門・裏鬼門のため、鬼門・裏鬼門方向に水回りを置くと、五行バランスが乱れてしまうのです。  

鬼門方向の北東は、男児や跡継ぎ、相続人に関係する方位ですから、男児や相続人に障りが出やすくなります。
また、裏鬼門の南西は、妻や母に関係する方位ですから、妻に障りが出やすくなります。

真ん中も「土の五行」なので家の中心に水回りはNG

また、家の中央も「土の五行」となりますので、家の中心に水回りを置くのも凶となります。 できるだけ外壁寄りに設置して、汚水の配管を屋外に出すようにしましょう。(汚水の配管の上に暮らすのは家相では凶です

家の中心は、たとえ大黒柱がなくても、大黒柱的な意味合いが強い場所ですから、不浄物があると一家の大黒柱である主人に障りがある、家全体が揺らぐと占います。

また、「真ん中」や「中心」というのは、正中線や四隅線とも関係します。

正中線・四隅線が入る15度のゾーンには、できるだけシンクや便器、浴槽などが掛からないように位置をずらしましょう。(玄関や入り口もNGです)完全にずらずことができないなら、線上には重ならないようにしましょう。

なお、凶ゾーンを避けようと、キッチン、お風呂、トイレをばらばらに配置するのはNGです。水回りが点在するのも実は凶ですから、ある程度は固める必要があります。どうしても凶のゾーンに入る時は、せめて排水口やトイレの封水、バスタブ、ガスコンロ、水栓は凶のゾーンに入らないように配置しましょう。

南側の水回りの吉凶

「火の五行」である南側の水回りは、鬼門ほどではありませんが、水と火は相剋の関係ですから、できれば避けたい方角です。

南の水回りは目の病気にかかりやすいと言われていますし、その他にもいろいろと障りがあります。

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水回りの吉凶一覧表

二十四山方位の 水回り(不浄物)の 吉凶を一覧表にしました。

東(甲)流し・便所・浴槽〇 
東(卯)流し・便所・浴槽× 特に正中線上は××
東(乙)流し・火気◎ 便所・浴室〇
東南(辰)流し・便所・浴槽・火気〇
東南(巽)流し・便所・浴槽× 特に四隅線上は××
東南(巳)流し・便所・浴槽・火気〇
南(丙)流し・便所・浴槽×
南(午)流し・便所・浴槽× 特に正中線上は××
南(丁)流し・便所・浴槽×
南西(未)裏鬼門流し・便所・浴槽・火気××
南西(坤)裏鬼門流し・便所・浴槽・火気×× 特に四隅線上は×××
南西(申)裏鬼門流し・便所・浴槽・火気××
西(庚)流し・便所・浴槽・火気〇
西(酉)流し・便所・浴槽× 特に正中線上は××
西(辛)流し・便所・浴槽〇 
北西(戌)流し・便所・浴槽×  ※1
北西(乾)流し・便所・浴槽× 特に四隅線上は××
北西(亥)流し・便所・浴槽〇 
北(壬)流し・便所・浴槽〇 
北(子)流し・便所・浴槽× 特に正中線上は××
北(癸)流し・便所・浴槽〇 
北東(丑)鬼門流し・便所・浴槽・火気××
北東(艮)鬼門流し・便所・浴槽・火気×× 特に四隅線上は×××
北東(寅)鬼門流し・便所・浴槽・火気××

※1:【戌】は北西の「金の五行」ではあるが、例外で水回り、不浄物は不可。清潔を心がけるべき方位

間取りの家相の吉凶を見る時の注意点

間取りの吉凶を見るときは、

  1. 1F平面図で建物の中心を確認
  2. 方位磁石で「磁北」を確認(図面上の方位を使わない)
  3. 磁北を基準に八方位を確認

という手順を踏んで、建物の中心から見た方位で位置を確認していただきたいのですが、家の中心と、正中線と四隅線(↓の図面の赤いライン)にも注意をしましょう。

八方位のラインを引き鬼門をチェック

真北、真南、真東、真西などの正中線の入る15度のエリア(子・午・卯・酉)と、四隅線の入る15度のエリア(巽・坤・乾・艮)に不浄物を置くのは凶です。  

↑の図面では、便器が東と西を結ぶ赤ライン(正中線)に掛かっていますし、裏鬼門に勝手口とキッチンのコンロと流しが入っていますので、位置を変更した方が良いと思います。

しかし、どうしても移動が難しい時は、赤ライン上に浴槽や便器、コンロ、流し、排水口、水栓、封水など、実際に流れがある部分が重ならないように気を付けてください。

家相の八方位の求め方と五行についてのところでもご紹介しましたが、↓のような透明下敷きのような方位盤があると便利です。

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まとめ

  • 五行バランスを意識して、水回りや火気は「土の五行」の方位には配置しない。よって、北東(鬼門)と南西(裏鬼門)と家の中央は避ける
  • 水回りは、水の五行と相性が良い、東・東南・北・西の方位に配置すると良い。但し、この方位であっても、正中線と四隅線の入る15度(正中エリア・四隅エリア)は避ける
  • どうしても凶ゾーンに入る時は、せめて排水口やトイレの封水、浴槽、ガスコンロ、水栓だけは、正中線上と四隅線上に重ならないようにする
  • 凶ゾーンを避けても、水回り設備が点在することは凶のため、ある程度は固めて配置する
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